2月16日(日)、静岡県浜松市では第16回浜松シティマラソンが開催されました。毎年、静岡県鍼灸師会では鍼灸ブースを出展しており、私も参加しました。このような鍼灸ブースは全国のマラソン大会をはじめロードレースやトライアスロン大会でも、地元の鍼灸師会や鍼灸マッサージ師会が主体となり行われています。ぜひご参加のスポーツ大会で探してみてください。
当日は生憎の雨天。時折強く降ることもあり、参加を辞退された方も多かったようです。メイン会場にも人は疎らでしたが、そんな中でもご来場の皆さんにご利用頂きました。
多くは競技直後の方々で、競技で痛めた足腰のケアや疲労回復を目的としたご利用です。時間に制約のある中での治療になりますが、その後のケアの方法であったり場合によっては改めて医療機関の受診を勧めるなど、必要に応じた対応が行われました。競技直後でまだ熱を持った興奮状態の体はあまり強い治療は適さない場合も多く、また症状を明確に把握できない場合もあるため、その場の治療だけに固執することなく、ケアや受診の可能性などその後の見通しをお伝えすることが重要です。
中にはこの機会に思い切ってと初めて鍼灸を体験された方も複数いらっしゃいました。皆さん揃って痛みの無さに驚かれます。やはり鍼灸のイメージとは痛そう、こわいなのですね。これを機に今後どこかで鍼灸治療を活用して頂けたら何より嬉しいです。
ご利用くださった皆さん、興味を持ってお声かけくださった皆さん、ありがとうございました!
鍼灸師会の先生の中には競技に参加された後にブースでお仕事された方もいらっしゃいます。来年は私も…。