お知らせ

活動

鍼供養から不妊鍼灸講座の1日

 

1月26日(日)、浜松市、鴨江寺にて鍼供養が行われました。静岡県鍼灸師会西部支部の恒例行事となります。私も支部の先生方とともに参座してまいりました。我々鍼灸師は、年間に非常に多くの鍼を消費します。特に近年ではディスポーザブルが主流となり廃棄される量は膨大になりました。治療に貢献して頂いた道具1つ1つへの感謝を想い、また一年を無事に治療に携わらせていただけるよう祈り運びます。

 

その後は先生方と親睦を深めるため早めの昼食へ。おいしいカレーを頂きながら、今年の鍼灸師会の活動についてや、治療や家庭の話まで。さらには私のような若輩者はおこがましくも先輩方に勉強会のお願いをしてみたり…。遊んでいるようにも見えますが、非常に大切な場であると思います。

 

 

 

解散後、私は一路静岡市へ。午後からは静岡駅近くの静岡県男女共同参画センターあざれあにて、全日本鍼灸学会主催の講座に参加しました。

今回は「不妊鍼灸」を題材に明治国際医療大学の田口玲奈先生の講義です。私の母校(旧・明治鍼灸大学)であり、在学中には田口先生の講義を受けていたことを思い出します。お懐かしい!

今回は実践的な治療論ではなく、大学ならではと言いましょうか研究の立場から、世界そして日本での不妊鍼灸の研究の現状を貴重なデータとともに披露して頂きました。研究としてはまだ20年程度と日が浅く、今後の積み重ねが必要です。とはいえ実績のある分野として専門の鍼灸院も多数あります。研究が進み、悩まれている方や他の医療者に納得して頂ける情報が提供されていくことが願われます。

 

田口先生を囲んで…

【必ずお読みください】当院における今後の対策方針