12月1日(日)、アクトシティ浜松研修交流センターにて、静岡県鍼灸師会西部支部・浜松市鍼灸マッサージ師会共催の災害関連研修に参加しました。これは避難所での鍼灸治療スキルの習得を目指すものではありません。マナーやルールなど諸注意をはじめ、被災地に正式に入るための制度面や多職種連携のための知識を学ぶものです。
私個人としては、JIMTEF研修こそ受けていませんが、各地で行われる鍼灸師会開催のものでは昨年から3度目の災害関連の研修となります。常に変わる制度面の周知はもちろんですが、残念ながら研修を受ける度に新たに発生した災害の話があり、定期的な研修の重要性を感じます。講師の先生方は被災地に何度も何度も赴いており、そのお話には毎回鬼気迫るものがあります。
今回は研修後に講師の先生方とゆっくりお話しさせて頂く機会があり、体調の特徴から災害支援の絶対条件でもある「自己完結」が難しい自分に何ができるのだろうかという長年の葛藤を相談することができました。正解があって解決するものではありませんが、その体調ならこんなことはどうだろう、あんなことはどうだろうと多くの智慧を頂きました。
今後への心構えとなり、大変有意義な時間となりました。先生方、ありがとうございました!