
当院の名前は、一字一字に想いを当てました。
特に「永」は大切にしている字です。そんな永の字について、県内の鍼灸院の先生から「永字八法」ということを教わりました。「永」という字には楷書における八つの基本技法全てが備わっているのだそうです。良い字をつけましたねと仰ってくださいました。
書道の世界では当たり前のことなんでしょうか。
私は、書道と言えば中学生までの習い事、筆を持つのが好きで高校生でも少し続けましたが、恥ずかしながら知りませんでした。いや、高校の時に教わったような気も…。
文字の歴史の中でも比較的新しく、一画一画整理されて完成したという楷書体。その基本が詰まっているというところからも、伝統を現代に受け継ぐ東洋医学に相通ずるものを感ぜずにはおれません。
鍼灸治療も、古からの経験・知識を整理し、その時代に即したカタチに合わせていくところに発展を続けています。その中にも古人の想いを汲み、その基を大切にしています。基本を疎かにしてはいけませんが、忠実である必要はないと考えています。臨機応変、柔軟に使いこなしてこその良き治療…。
はて、辿り着けるのでしょうか(笑)
精進あるのみです。治療院の名前に一層愛着が湧くと共に、襟を正しました。
教えてくださったT先生、ありがとうございました!