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コラム

動くときにはホッカイロ、どこに貼る?

まだ10月だというのに随分と寒くなりました。

先週でしたか、当院でも前の日は冷房を入れていたのに、明朝寒くて暖房を全開でかけました。鍼灸院では多くの場合、診察や治療のためにお腹や腰・手足など肌を露出してもらいます。治療室が寒くては治るものも治りませんので、室温も治療の内です。当院では「動き回ってる治療者が、半袖でちょっと汗ばむくらい」の室温を心掛けています。

コロナ禍で換気も十分にしながらですから…僕の電気代を返してほしい(笑)

 

さて、昨年の今頃には湯たんぽの置きどころについてコツを書きました。

記事はこちら→「湯たんぽ、どこに置く?」

もちろん当院では先週から「湯たんぽ」連呼が止まりません。それだけ有意義なのです。ぜひ活用して、治療要らずとなってください。

 

それと同時に患者さんたちからよく聞かれるのが「ホッカイロ」。

のんびりしてる時や座り仕事…使える場面であれば湯たんぽが良いですが、動き回るならホッカイロですね。ホッカイロもコツを使えば効果的な場所があります。

 

 

1つ目は「腰」。

腰と言ってもかなり下の方、「骨盤」と言い換えた方が良いかもしれませんね。骨盤の後ろには血管や神経が出入りしている穴が並んでおり、そこを温めることで通じている下半身全体がポカポカしてきます。

お尻の尾てい骨の上あたり、ちょうどズボンにすっぽり隠れてしまうような位置ですが、ズボンの中ではホッカイロが体に密着しすぎて低温やけどの危険があります。見栄えの問題はありますが、お洋服の上から使う事をオススメします。

 

2つ目は「お腹」。

これは前回の湯たんぽのお話でもあったように下腹部の「臍下丹田」であり「関元」というツボを温めます。元気づくりの第一工場である関元から、全身に熱を運びます。

また、寒さが厳しいところに長時間いる場合には、骨盤とセットで使うとより強力です。

 

3つ目に「背中」。

肩甲骨の間には褐色脂肪細胞が多くあり、温めたり、ストレッチや腕回しなどで刺激を与えることによって熱をつくってくれます。テレビや雑誌でもよく紹介される一等地ですね。また、東洋医学的には肺のツボが多く集まる場所であるため、感染症予防にも効果的。

しかし、これには少し注意が必要です。ここを温めると頭に向かって熱が伝わりやすく、逆上せてしまう場合があります。まずは試してみてよいですが、むしろ肩こりがひどくなったり、頭痛やめまい、ぼーっとするなど不調が出る場合には速やかに中止してください。

逆上せやすい人は、やはり足を温めるのが効果的です。

 

 

※ホッカイロを使う際は場所に関わらず低温やけどにはくれぐれもご注意ください。肌着だけでは温度の緩和が不十分です。

使い捨てカイロの表面温度は50~60℃、環境によっては一時的にもっと熱くなることもあります。低温やけどは60℃で1分、50℃で3分、42℃でも6時間当ててれば起こるというデータもありますので、目安にしてください。

【必ずお読みください】当院における今後の対策方針